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2017年5月11日 (木)

捨てられる銀行2 その1

Bank2_2


待望の第二弾が出ましたね。
この前著「捨てられる銀行」はこのブログでもかなり熱く
取り上げました。
「半沢直樹」を思い出しながら、ブログを書いていて
楽しかった・・・。こちら


前著が出たのが、ちょうど1年前でしょうか。
この本と「キリンビールの高知支店の奇跡」の2冊は昨年の
吉田版「本屋大賞」でしょうね。

あれから、顧問先の社長さんに「捨てられる銀行」をずいぶん薦めました。

「金融庁長官が変わって方針が変わったらしいですね。」

交渉に当たって銀行担当者に言って先制パンチするのですね。
銀行の進むべき方向を事前に知っておくことはやはり大事ですからね。

社長のデスクの上にこの本を置いておくのも、
ある意味「お守り」になります。

おかげで

「銀行交渉にたいへん有効だった。」

と多くの社長さん方から感謝されました。

さて、その第二弾。

前著で「諸悪の根源の金融検査マニュアルを撤廃した」森金融庁長官の
次なる手はどんなものか。
これをぜひ知っておいていただきたいからこそ、またご紹介するのですね。


金融行政の残る一つのテーマ「国民の資産形成」なのですね。


銀行はお金を貸すことも仕事ですが、預かることも仕事ですよね。
預金として預金利息を顧客に支払います。
お分かりの通り、「銀行預金」ですね。

ただ今や低金利の時代です。
わずかな、本当に「スズメの涙」程度の預金利息しかつきません。


そこで、銀行側は、
受付の女性担当者に対して

「お客様、資産運用のお考えはございませんか。
貯蓄性の保険商品などご興味ありますか。」


こう切り出すように指導しているのですね。
はては外貨建預金や、終身保険、さらには投資信託まで薦めている
というのですね。


「低金利の時代だから、お得なものを薦めて何が悪い。」

そう言われるかもしれませんね。

「でも本当にそれはお客さんのために薦めているのか。」

そう金融庁長官は言いだしたのです・・・。

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