チャレンジの4月 その5
それと大事なことをご紹介しましょう。
法人の電子証明書の取得には費用がかかります。
つまりタダではないのです。
証明期間に応じて手数料がかかるのですね。
この表の通りです。
例えば1年間で7,900円もかかるのですね。
「そんなにかかるの!」
驚く方もいるのではないでしょうか。
法務局に出向き印鑑証明書を取得した場合は
一通450円ですね。
電子認証によるオンライン請求は一通410円になります。
40円しか安くならないのですね
1年間で7,900円もかかるのなら、単純計算で
200通以上請求しなければ元は取れないのですね。
さすがに年間200通も取得する会社はないでしょうね。
ちょっと高すぎるのではないでしょうか。
ただ法務省の解説にはこうでています。
お分かりになりますか?
印鑑証明書を年間6回取りに行っている会社の例です。
前提として、2時間をかけて往復バス代が320円かかった場合ですね。
そういう会社はないことはないとは思いますが・・・・。
時間当たり給与を2,384円と計算していますね。
まあこんなところでしょうか。
そうなると1回の取得に5000円くらいかかっていると試算しています。
「会社の従業員を2時間かけて取得に行かせたら損ですよ・・・」
と法務省は言ってくれているのですね・・・。
一応法務省のリクツでは年間2万円も得するんだそうです・・・。
あと説明しませんでしたが、
印鑑証明書は郵送してくれます。
郵送代が普通郵便で82円お得と考えられるのかもしれません。
このあたり企業の経営者に対して従業員のコストを
認識させるよい題材なのかもしれませんね・・・。
総務担当者にとっては
「せっかく2時間も社命でサボれたのに・・・」
恨まれるお話かもしれませんが・・・。
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