« 湯河原オレンジマラソン | トップページ | ふるさと納税で確定申告 その8 »

2017年3月29日 (水)

ふるさと納税で確定申告 その7

年収2000万円の高収入のサラリーマンがふるさと納税を
やったらどうなるか?
これを解説していたのですね。
マラソン走ったりしていろいろ脱線してしまいましたね・・・。


本当にこういう方からの相談が実は多かったのですね。

「ふるさと納税って本当に大丈夫なのでしょうか?」
「絶対お得だとワイドショーでやっていたのでけど・・・」
「今年たまたま・・・があって・・・・」


こんな電話を直いただいたこともあるのですね。
高額サラリーマンの財布の中を直接のぞけないでしょうから、
高額納税者の瀬戸俊彦(仮名)さんがどうなるか見てみましょう。
限度額に近い金額50万円をふるさと納税した場合です。


_


まず別表二に書き込むのでしたね。
申告書はもう大丈夫ですね。書くところは2か所です。

_1

そうなるとどうなるのでしょうか?
第1表です。寄付金控除額に2000円を超える金額、
つまり49万8000円が記載されます。
戻ってくる金額は167,695円。

さすが高額納税者ですね。税率が違うので戻る金額は大きくなります。

さて問題の住民税を見てみましょう。


__2


寄付金税額控除額に「330,209円」となりますね。
住民税額は122万2700円

さてまとめて計算してみましょう。

所得税3,449,300円
住民税1,222,700円
合 計4,672,000円

となりました。
何もしない場合の税額合計は、5,170,000円ですから
差額は498,000円

見事に50万円から2000円を超える金額に「税メリット」が
あることを証明できましたね。


だんだん分かってきましたか?
高額納税者であればあるほど、つまり税率が高い人ほど
ふるさと納税の効果は高くなるのですね。

ここで、問題発言をしておきます。

つまり、

「ふるさと納税は金持ち優遇税制」

なのです・・・・。

« 湯河原オレンジマラソン | トップページ | ふるさと納税で確定申告 その8 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ふるさと納税で確定申告 その7:

« 湯河原オレンジマラソン | トップページ | ふるさと納税で確定申告 その8 »