残業ゼロがすべてを解決する その3
ではいったい株式会社武蔵野がどうやって残業を減らしたのか?
詳しくはこの本をお読みください。
きっと何かヒントがあるでしょう。
ただ、題名のように急に残業がゼロになった訳ではないようです。
月平均70時間超の残業時間が、半分の35時間になったそうです。
それによって社員の定着率が改善した・・・・。
それでも営業マンの勤務時間が減ることによって
売上が減るのでは・・・。
そう恐れる社長さんも多いでしょうね。
当たり前かもしれませんが、なぜ残業するかの根本的な理由を
解決しない限り改善しないでしょう。
ダラダラと会社に残ってしまう理由というのは納得させられてしまいます。
また、
「残業を減らす」→「残業代が減る」→「給料が減る」
これはまた従業員にとっては生活面で困ってしまうのですね。
これこそ給与体系なども見直ししなければならない・・・。
やはり今後は中小企業の社長さんは大変なのですね。
最後に一つだけ株式会社武蔵野のとった残業削減策のご紹介。
パートアルバイトを含め社員全員にIpadを支給したこと。
これによって数千万円の投資をしたそうです。
これによって残業代は激減したみたいですね。
減った残業代に比べれば投資も安いものなのでしょうか・・・。
いろいろご紹介したいのですが、この本ではどうも「サワリ」だけです。
結論的には
「詳しいお話を聞きたければコンサルを受けてください」
ということなのでしょう。
そこまでするかはお任せしますが、
残業代問題を本気で考えるキッカケになる本です。
残業代を月45時間以内に抑える努力がすべての企業に求められています。
明日の「プレミアム・フライデー」なんて他人事のように思っている社長さんへ
あえて申し上げたいと思います・・・・。
(皆で考えよう! 残業問題シリーズ おしまい)
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