ただめしを食べさせる食堂が今日も黒字の理由 その3
一品しか提供しない理由はまだまだご説明しなければ
ならないのですが、そこは本書を読んでください。
この店主せかいさんは、さすが理科系出身なだけに論理的思考能力に
優れています・・・。
では、題名となった「ただめし」のご説明。
ここはぜひ参考にしていただきたいところです。
ではまず「ただめし」の原因となる「まかない」のご説明から。
この絵をご覧ください。
このお店はせかいさん一人でやっている小さなお店です。
従業員はいませんが、お手伝いさんを「まかない」として雇っています。
「雇っている」と書きましたが、実際は賃金の支払いはありません。
50分のお手伝いで1食もらえる仕組みです。
この仕組みが実にユニークなので、テレビなどで取材されているのです。
開店から閉店時間までの希望時間を申し込むのですね。
初回の申込は店頭でやって、あとは、ここも理科系らしく、
メールかfacebookで・・・。
こんな募集して人が来るかと思うと
意外に申し込みがあるみたいですね。
これだけマスコミで有名になると、
飲食店で働きたい人、修行をしたい人が殺到しているみたいです。
ここが面白いですね。
ただもともと1食が食べたい理由で働いていない方は
食べずにそのタダ券を店頭に張っておくこともできます。
それで誰でもそのタダ券を使って1食が食べられる仕組みです。
「へ~!」
というお話ですね。
飲食店はどこでも人手不足です。
居酒屋に行くと日本人でない方も多いですからね。
色の黒い店員からいきなり
「いらっせい・・ましぇ・・・??」
と怪しい日本語に遭遇することが増えましたね。
これは人手不足で悩んでいる飲食店には
たいへん参考になるお話ではないでしょうか・・・。
« ただめしを食べさせる食堂が今日も黒字の理由 その2 | トップページ | フロストバイトロードレース »
コメント