「セルフメディケーション税制」って何だ? その2
この舌を噛みそうな名前の税制はどうしてできたのでしょうか?
厚生労働省のホームページ(HP)をみてみましょう。
制度の概要です。
これを読んで「そういうことか!」
納得する人は少ないでしょう。
どうしてこんなに難しい書き方するのでしょうか・・・。
解説してみましょう。
なぜこの制度を作ったのでしょうか?
「適切な健康管理の下で医療用医薬品からの代替を進める観点から」
この制度を作ったのですね。
通常の医療費控除は10万円以上の医療費を支払った場合でした。
でも10万円以上も医療費払わない人も多いのです。
逆にこの制度は10万円までしか認められません。
それはあとで解説します。
それはそれで健康だからよいのでしょう。
その次に赤字で書いているところが重要なのです。
「健康の維持増進及び疾病の予防への取組み」をしている人が
対象のようです。
どんな取り組みかというと、予防接種とか定期健康診断・・・。
ここがまずポイントですね。
ただ薬を買っただけではダメなのですね。
予防接種とか健康診断を受けていないとダメなのです。
ここを理解していない方は必ずいるでしょうね。
ではどうやってそういう予防接種などを証明するかというと
これは国税庁のHPにもう出ています。
この制度の適用を受けるためには、健康診断の結果通知書を国税庁に提出??
きっとこれを読んで怒り出す方もいるでしょう。
「個人情報そのものの健康診断の写しを税務署に提出するのか!!」と・・・。
でもきちんと解説してあります。
「黒塗りしてよい」ことになります。
これは何とかならないでしょうか。
なんだかイヤらしい税制だと思うのは私だけでしょうか・・・・。
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