« 106万円問題を考える その1 | トップページ | 電通社員過労死 その1 »

2016年10月 7日 (金)

106万円問題を考える その2

では社会保険に加入しなかった場合の手取りは
誰でもわかるように、もちろんパート主婦の方が分かるように
いくらか計算してみましょう。

10万円そのままもらえるわけではないのですね。
引かれるものがあります。
まず雇用保険料。
この税率は4%です。この4月に5%から引き下げられましたね。
つまり、400円。それから源泉所得税がかかります。
いくらかというと、720円。
ということは手取り98,880円ということになります。
引かれる額は1,120円。あまり気にしなくてよかった訳です。

でも10月から会社から「社会保険に加入しなさい!」と言われています。
では手取りがいくらになるか計算してみましょう。
前提として社会保険料は40歳になっているかどうか違うのですね。
一応38歳のパート主婦ということで計算してみましょうか。

現在の社会保険料率は、
40歳未満の方で、健康保険料が9.96%、厚生年金保険料が18.182%。
これを従業員と雇用主で折半します。

計算すると、健康保険料が4,880円、厚生年金保険料が8,909円、
雇用保険料が同じく400円かかります。
ただ微妙なお話なのですが、源泉所得税はかからなくなります。

そうすると手取りは、85,811円。
つまり、98,880円が85,811円になってしまうのだから、
13,069円も減ってしまいます。
年間にしたら、156,828円。

「これは大変だ!働く主婦への大増税!!こんなことがあっていいのか!」

結構こういう論調で煽っているマスコミもいました。
本当にそうなのでしょうか・・・。

« 106万円問題を考える その1 | トップページ | 電通社員過労死 その1 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/582367/64310753

この記事へのトラックバック一覧です: 106万円問題を考える その2:

« 106万円問題を考える その1 | トップページ | 電通社員過労死 その1 »