終わった人 その5
もう一人思い出したのがBさん。
この本の主人公と同じメガバンク出身。
50歳で銀行から、介護関係の会社に出向します。
その会社は創業者がやり手で急成長している会社。
2代目の30代の後継者にちょうどバトンタッチしようとする
タイミング。
すぐ転籍し、その会社の役員に就任。
創業者の意図を組み、2代目のよき補佐役となり
会社の業績を伸ばします。
Bさんと出会ったのが、数年前。
60歳手間でしたが精力的に活動されていました。
仕事ももちろん、趣味の家庭菜園がかなり本格的で
農家顔負けの広大な農園を持っていました。
土日はその手入れのおかげで顔は真っ黒。
出身が鹿児島であるせいか、酒はめっぽう強く、
カラオケはプロ級。
本当に魅力的な方でした。
先日ある会で、久しぶりにBさんと遭遇。
60歳を超えた今も、もちろん現役の役員として大活躍。
相変わらず顔は真っ黒でした・・・。
ついでに言うと、その際も酒も、カラオケも完敗・・・。
すばらしい生き方だと私は思います。
確かに高収入のメガバンクから中小企業に移ることで
収入は半減したのかもしれません。
でも「やりがい」と「生きがい」をそこに見つけたのです・・・。
「人生ってなんだろう・・・」
この本のおかげで真面目に思うようになりました・・・・。
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