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2016年9月13日 (火)

終わった人 その3

小説にいろいろ解説を加えていくと、それこそ「ネタバレ」なので
もうこれ以上内容は書きません。


「終わった人」

という実にシビアなタイトルにいろいろ思うのですね。
主人公は、出世競争に敗れ、子会社に51歳で転籍します。
この瞬間に自分はもう「終わった人」なんだと悟ります。

本当にそうなのでしょうか。
それでも、それから12年間、設定では年収1300万で
優雅な暮らしを続けます。


読んでいて驚いたのですが、「自腹で」飲食店にいったことない、
つまり、接待費使い放題・・・。
何だかバブルの頃のようなお話ですね。
バブルの頃、確かにすべて「官費で」銀座赤坂六本木・・・。
しかし今どき、こんな優雅なサラリーマン生活なんてあるのでしょうか・・・。


まあ、いろいろ突っ込みたいですけど、
なぜ思い切って転職を考えなかったのでしょうか。
社員30人の子会社の役員で終わることに
なぜ疑問を感じなかったのでしょうか・・・。

確かに小説ですからね。
現実問題として、50歳くらいで仮に年収1300万の方が、
中小企業に転職しても、多分年収は大幅に下がるのでしょうね。
たぶん割り切って、「パンのためにのみ」生きるのでしょう・・・。


しかし、別の観点から言いたいのですが、
中小企業で社長の片腕になるような参謀役が本当に
不足しています。

定年退職後ではなく、この年代で次のチャレンジをしてほしい。
中小企業ならいくらでも活躍の場があると思うのですね。


「終わった人」

と悟っても「カネで」満足するなら別ですが・・。


でも、この主人公のように「心は満たされないまま」
人生をまさに「終わる」

それでよいのでしょうか・・・。

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