税務署は3年泳がせる その5
昨日の「SNSも税務署も見ている」というお話ですが、
よくよく考えると非常に恐ろしいことなのですね。
この本で一番考えさせられたところです。
人権擁護の団体から、
「人権の侵害」
ということを指摘されないでしょうか。
誰しもお盆休みくらい楽しいことしたいですよね。
友人たちと温泉にいってそれをSNSにアップする・・・。
それを一方で、「シメシメ」と税務署では入力している人がいる・・・。
何だかどうなのでしょうか。
さらに今年から始まったマイナンバー制度。
これを使うならば、
法人番号××△△株式会社 ××年2月1日 ○○温泉
個人番号××Aさん ××年2月1日 ○○温泉
こんな形でKSKシステムに入力されてしまうのでしょうか。
この情報は厳格に管理され、△△株式会社やAさんの税務調査の際に、
きっと重宝がられるのでしょう。
当然、マイナンバーで銀行口座も名寄せされ、
経費はすべてチェックされます。
例えば××年2月1日で飲食代どころか交通費や土産代を
経費に入れていないか調べられるのです・・・。
ここまで飯田先生は指摘していませんが、
国税当局は当然想定しているでしょうね。
でも税務調査はいったい何のためにあるのでしょうか。
国民が必ず悪いことをすると思っているのでしょうか?
これは私がよく使う言葉ですが「性善説」、「性悪説」
例えば、その社長が盆休みに同級生に対して、
「今東京で建設会社やっています。今日はオレがご馳走するよ。
そのかわり、建築のことで何かあったら頼むよ。」
といったらどうなるのでしょうか。
同級生から
「息子が東京でウチ建てたいらしい。あいつに依頼するか・・・」
こうなると立派な経費ですよね・・・。(屁理屈かもしれませんが)
しかし、KSKシステムとはどういうことなのでしょうか。
最近KSKといえば、タレントのDAIGOが女優の北川景子に言った
プロポーズの言葉、
KSK(結婚してください)が有名ですね。
というこは、KSKシステムというのは
「結構・失礼な・苦情の出る」 システムでしょうね・・・。(これも失礼)
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