税務署は3年泳がせる その4
私が調子に乗って、テニスや卓球などオリンピックネタを続けても
誰も読まないでしょうから、真面目なお話に戻します。
これは非常に参考になるお話です。
お盆休みで同窓会をやった方も多いでしょう。
私も週末に小中学校の同窓会があり、
懐かしくも楽しいひと時を過ごしました。
これをfacebookやツイッターなどのSNSで
写真と共にアップする人も多いでしょう。
しかし、驚愕の事実がここにあります。
このSNSを税務署もチェックしているというのです。
「今日は同窓会で○○温泉に来ています」
ある社長さんが、楽しげな写真をfacebookにアップしたとしますね。
調査官は、その写真を印刷するとともに、
その情報をKSK(国税総合管理システム)に入力しているのです。
日時:××年2月1日
場所:○○温泉
氏名:Aさん
企業名:△△株式会社
内容:同窓会で○○温泉に宿泊。愛車は会社の○○・・・。
将来△△株式会社の税務調査に入った時の資料にするのですね。
なんだかイヤらしい~お話ですね。
税務署にはこういう資料を集める専門の部署があるのですね。
税務調査でこの○○温泉の経費を会社で落としていたら、
まさに税務署の狙い通り!
「これは私的な経費ですよね。」
印刷されたfacebookの写真と共にバッチリ追及されてしまいます。
最近では
「クレジットカードのポイントを貯めたいから」
といってわざと立て替えて、カード払いをしたがる社長さんも多いです。
それをつい全額会社の経費にしてしまった・・・・。
そういう類のうっかりやりそうな経費の情報を集めているのですね。
税務署はターゲットなる会社のHPどころか、
社長のSNSもすべてチェックしています。
恐ろしいお話です。
友達申請してくるよく知らない方は、きっと税務署の偽名の方かも
しれません!?
企業経営者はfacebookなんてやらない方が良いですね。
お気を付けください・・・。
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