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2016年7月14日 (木)

靴下バカ一代 その5

越智会長の経営学は参考になります。


「経営に奇策はありません。原理原則を貫けば必ず道は開けます。
経営者に必要なのは原理原則を身につけることでしょう。
今日までやってこられたのは、中国の古典から学んだ教えを、
すべて判断基準となる「経営のものさし」として
やってきたから・・・。」


こういう経営者は少ないでしょうね。
「孫子」を読み込んで、その意図から経営判断する・・・。
これは正直私には分かりません。でもこんな経営手法があるのですね。
驚きました。

あとこの本で参考になるのは「借金の仕方」
これは経営者の方なら熟読していただきたいところです。


創業して5年の1673年(昭和48年)借金の額は7000万円!
しかしこの額に驚きませんか!

昭和48年というと私が中学生の頃、石油ショックがあり、
学生街の喫茶店、神田川、心の旅が流行ったころ・・・。
当時の貨幣価値を比べたら何倍も違うと思うのですね。


若干33歳にしてこの借金を作れるというのはある意味すごいのですね。
よほどやり手だったのでしょう。


でも2日後に期限が来る手形530万円がどうしても払えない・・・。


絶体絶命の時、世話になった社長に相談に行ったら、

「その年で担保もなしで7000万借りられたのは
すごいではないか。」

と逆に驚かれたそうです・・・。


ここで腹が据わったのですね。
関西でも一流の経営者に褒められたら人間変わるものです。
やはり何でも諦めたらダメなのですね。


そこで開き直って信用金庫に頼みに行きなんとか無事に・・・。
ここが一番おもしろいところでした・・・。


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