靴下バカ一代 その4
越智会長は中卒で丁稚奉公をはじめ、必死になって
仕事覚え、必死になって中国の古典も勉強していました・・・。
すごいですね。でもここで自分のことを思い出しました。
私も31歳で脱サラし、会計事務所という「徒弟制度」に飛び込み、
必死になって試験勉強しましたからね。
本当に夜寝る間を惜しんで・・・。
越智会長が独立したのは1968年(昭和43年)、28歳の時。
残念ながら満を持しての独立ではなかったのですね。
何の準備もしていないのに会社から突然追い出されてしまった・・・。
何だここも私と同じですね。
37歳でようやく税理士試験に受かったら、
受かったとたんに追い出されてしまいました。
否応なしの独立でした・・・。
しかし、私と決定的に違ったのは創業の際の心構え。
この創業理念はすごいです。
二宮尊徳の言葉なのですが、これを理念として掲げたことが
素晴らしいと思いますね。
さらに5か条の理念。
「ダンは社会正義と共に発展するものとする。」
「ダンは業界の良心である。」
当時は2畳と6畳の二間のアパートでした。
しかし、そんな場所はどうでもよいことです。
大卒だろうが中卒だろうが関係ありません。
こういう志を高く持つことこそ見習うべきです。
しかし並みの28歳ではないですね。
ところで、会社名は「ダン」
男一匹という意味だそうです。
タビオの旧社名です。
「ダン」・・・・。
実にカッコイイ名前ですね。
理念とともにこの社名借りて、独立してみませんか・・・。
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