キリンビール高知支店の奇跡 その7
高知支店は1997年に37%まで落ち込んだシェアは
1998年に反転し、2001年に44%になり、
ついに念願のトップに。
でも実に6年もかかったのですね。
営業マンがどれだけ努力したのか・・・。
しかし、キリンビールは逆に2001年にビール業界で
40数年ぶりに2位に転落するという事態に・・・。
これは社会的なニュースとなりました。
ただ社内的には題名の通り「高知支店の奇跡」
「なぜ高知支店はトップになったか?」
ということが注目されたのですね。
この成果により、四国4県を統括する本部長に栄転。
高知スタイルで四国を制覇していきます。
高知スタイルとは、
「ビジョン実現のために、自分の得意先でどう実現したらいいかということを
自分の頭で考えて、主体的に行動すること。」
当たり前のようでこれはなかなかできないことのようですね。
自慢げに四国戦略が記載されていましたが、
ただ一点突っ込みたいところを。
徳島の戦略として、「コンビニ攻略」が紹介されていました。
当時酒屋さんからコンビニへと転換が始まっていた頃。
大抵はオーナーが深夜勤務をしています。
それを狙って、夜の12時から明け方4時まで全員で
コンビニを回ったそうです・・・。
田村氏の部下は本当に大変ですね。
今こんな事やらせたら、労基の問題というより、
社会問題になるのでしょうね。
この強烈な努力の結果、在任2年半で四国4支店の数字は反転し、
4店とも全国でベストテン入り。
またこれでご栄転・・・。
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