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2016年6月30日 (木)

捨てられる銀行 その10

山形県鶴岡市に本拠を置く「きらやか銀行」

粟野頭取の掲げる目標は「本業支援」

「我々のやるべきことはやはりこれだ!
まず我々が変わらなければならない。」


本業支援とは、売り上げ増、経費削減だけにとどまらず、
原材料調達、事業承継、M&Aなど、顧客のあらゆる経営課題の
解決に向けて全行で行動する取り組みをしています。

これはすごいですね。
こんな銀行があるのです。


きらやか銀行は、地元の地銀が合併して2007年にできたばかりの
銀行です。
翌年頭取になった粟野氏は


「カネを貸す前に知恵を貸せ。預金・貸出金だけが銀行の仕事ではない。
お客様の相談に乗ることが自分たちの仕事だ。」


と顧客の話を聞くことから始めました。


業績悪化や不祥事などで合併してできた銀行だったのでしょう。
どん底からこの銀行を復活させます。
失うものは何もないのですから。


とにかくお客さんと会話することから始めました。


「飲み屋なら飲みに行け。子猫が生まれたら貰い手をさがせ。」

徹底してお客さんの声を聞きだそうと足しげく通います・・・。


一方で粟野氏は組織改革から始めます。
本部に顧客の情報を管理する「トレーダー」まで設置します。
すごいですね。全店でお客さんの悩みを解決していくのです。

また頭取以下幹部で保養所に泊まって

「私たち何のために仕事をしているか」

を議論していきます・・・。


「あれっ!」

ここまでで気が付きました。前回紹介したキリンビール「高知支店の奇跡」
とまったく同じです。


「顧客に向き合う」

「何のために働くかを徹底的に議論する」

これは驚きました!

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