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2016年4月15日 (金)

町工場の娘 その6

このダイヤ精機は何度もマスコミに取り上げられました。
必ず報道されるのが次の二つ。
「オリジナルの生産管理システム」と「社長と新入社員の交換日記」。


「生産管理システム」は、テレビ的なお話なので、必ず紹介されますね。
バーコードで簡単に読み取り、社内の生産管理を一元化できるもの。
「すごい! こんなの自社開発したのか!」
と感動してしまいましたが、この本を読むとネタバレ。
既製品を600万円で購入したと分かりました。


これは会計の専門家として、これは勉強になりました。

それまでのダイヤ精機が生産管理システムとして使っていたものは、
「売掛金」と「買掛金」の管理専用。
これは申し訳ないですが、どこの企業でもあるシステムですね。
今まで受注後の「進捗管理」はしてこなかったのです。
そこで、会計的な目的より、「進捗管理」、「原価管理」に絞り込んで
ソフトを買い替えたのです。
その結果、購入したものがテクノア社の「TECHS-BK」というソフト。


生産状況が常に管理できるため、現場管理者の管理業務が減り、
ものづくりに、より専念できるようになっただけでなく、
取引先との関係強化になったようです。


さらに、

「新たに導入したシステムは、材料費、外注費、作業工数など
を入力することで、製作完了後に製品の原価を計算することが
出来るようになった・・・・」


まさに原価計算なのですが、費用対効果という点では、
600万円の支出により、営業利益率が5%も改善したのです・・・。

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