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2016年4月14日 (木)

町工場の娘 その5

意識改革の次にしたことは、「経営方針の策定」
これがなぜ必要かは非常に参考になります。
諏訪社長は二代目だからなのですね。
お分かりになりますが、ここをよく読んで考えていただきたいのです。


創業者ならカリスマ性があります。
社員の誰もが畏敬の念を抱く存在です。


二代目には、残念ながらカリスマ性はないのです。
二代目は創業者の下で働いた人が納得し、ついて来てくれるような
方針を新たに掲げる必要があったのですね。


そこで1年がかりで作った経営方針は

「ものづくり大田区を代表する企業となる」
「超精密加工を得意とする多機能集団である」


経営方針については、京セラの稲盛さんがよく言っていることですね。
経営方針がなぜ必要かは

「社員とベクトルを合わせる」ために絶対必要なのだと・・・。


もう一つ、二代目社長の工夫は、
創業者が「トップダウン」なら、二代目は「ボトムアップ」。


ご紹介した職場をチームごとに分けて勉強会をさせたことも
その理由なのですが、現場社員の意見を吸い上げる努力をしたのです。
それに必要なのは、当然コミュニケーション。

笑ったのは、諏訪社長は、
「大阪弁の日」や「京都弁の日」と決めて
慣れない大阪弁などを使って、社員とコミュニケーションを取ったこと。


こんな社長、いないですよ。
社員の笑い声が聞こえてきそうですね。
こんな明るい社長なら社員はついていきますね。
驚いたのは、引き継いでから社員が辞めなかったこと。
辞めさせず、社員を教育しボトムアップしていったのです・・・。

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