女子高生社長、経営を学ぶ その5
オヤジがいつまでもガールズコレクションなんかを熱く語っても
しかたがないのでそろそろまとめましょう。
この本は要するに女子高生を題材にした
「若者向けの起業開業のための入門書」なのですね。
日本の企業の多くは「同業での起業」です。
いわゆる前の仕事と同じ業種で独立開業という言うことです。
美容室が独立して美容院をやって、前のお客様をそのまま持って
いっただけみたいな。
それではダメなのだそうです。そうかもしれないですね。
中国やアメリカは、まったく違うビジネスを立ち上げます。
新しいことにチャレンジすることこそが「起業」なんだと。
でもこの椎名隆太社長は当初「海外向けのマンガ雑誌」をやって
大失敗したのですね。
なぜなら、危機感を感じた巨大資本の大手出版会社につぶされたからなのです。
その経験からか、非常に良いことを言っています。
「同一のビジネスモデルで、より大きな資本が入ってきたら、
どうやって自分たちを守るか。」
これは大事なのでしょう。
そのためには、「スピードを重視する」、「著作権や特許で守る」
などなど・・・。
つまり、「大企業が絶対真似できない、あるいは真似すると損するような
ビジネスモデルを生み出すということ。」
これこそがベンチャービジネス・・・。
どうでしょうか。何か参考にしていただけたら幸いです。
(がんばれ! 女子高生社長シリーズ おしまい)
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