囲碁で茨城新聞に登場! その2
決勝戦の相手は茨城水戸支部の伊東税理士。
彼とは同い年の旧知の間柄。まさに「碁がたき」。
何度か対戦もしたことあり、相手の手の内もある程度分かっています。
手合いが私の白番(つまり私の方が1子強い)ということは、
多少気を使っていただいて、「客人扱い」ということでしょうか・・・。
第1譜から
愛用の白番2連星から、右下星へかかります。
黒は上付け定石。
下辺に黒模様ができましたが、そんなこと構わず白22に。
このあたりが私の気風なのですね。
普通の人なら、22で右辺を囲って地にするのでしょうか・・・。
さもなくば白20から上に一間に飛んでおくくらいでしょうね。
ただそうすると左辺に打ち込まれて、左下の白石を攻めながら
下辺の黒模様を拡大されてしまうのですね。
まあこのあたりは常識的な!?読み。
第2譜に移って、予想通り黒1と入ってきました。
この黒石を攻めて盤上有利にしようとする「崇高な計画」。
しかし、あっという間に右辺の白地が無くなりました。
この打ち込んだ黒石を攻め、右上の黒やあわよくば
下辺の黒模様になだれ込む作戦。
白模様を地にしないで打つというまさに私の「棋風」。
いろいろ突っ込みがありそうなところですが、
これこそ囲碁の醍醐味。
お分かりになりますか?
自分の思い描いたとおりに好きに打つ。
これだから囲碁は面白いのです。
人生なかなか思い描いた通りにはならないですからね・・・!?
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