フツーの会社員だった僕が青学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉 その2
今年の流行語大賞?の候補に「ファースト・ペンギン」という言葉が
ありますね。ご存知ですか?
NHKの朝ドラ「あさが来た」で出てきたフレーズ。
「群れで行動するペンギンの中で最初に海に飛び込むペンギン」
のことをいうそうです。
原監督はまさに「駅伝界のファースト・ペンギン」ですね。
保守的な陸上競技界で、常に新しいことに取り組んでいるのが、
この本を読むとよく分かります。
例えば従来から、陸上競技の補強トレーニングとして、
「腕立て伏せ、腹筋、腕振り1000回」のようなことを
やっていたそうです。
たぶん、どこの大学でもこれは今だもってやっているのではないでしょうか。
青山学院はこれを一切やっていません。
そういえば、青山学院の選手は小柄で華奢な選手がほとんどですね。
ウサイン・ボルトみたいな「がっちりした体形」はいません。
これは原監督の考え。陸上競技に筋肉は邪魔だという考えからです。
それで何を取り入れているというと、「動的ストレッチ」
たぶん、これは皆ご存知ないでしょうね。
実はランナーである私もさっそくこのトレーニングを開始しています。
例えば、この動的ストレッチで股関節の可動域を広げることが
できます。
今までは10のうち3程度の力で走り出していたのが、
いきなり7ぐらいの力で走り出せるのだそうです。
「へ~!」
と思いませんか。
我々の世代以上は、体育会系というと、とにかく
「根性論」が主流でしたね。
陸上競技というと伝統的にこれが行われていたのではないでしょうか。
しかし、そんな「無駄なこと」は原監督の頭にはないのですね。
どうでしょうか。
まさに「ファースト・ペンギン」!!
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