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2015年11月 5日 (木)

日本で一番「親切な会社」をつくる その4

昭和59年(1984年)頃新宿西口で成功して、
この本にはそのあと約10年くらいの記述がありません。


やはり、この10年くらいは非常に厳しかったのではないでしょうか。
この本には書いていないことで、カンブリア宮殿で見ましたが、
会社の本社ビルが出ていました。
新宿のはずれの小さな雑居ビルの一室。
社長室もなければ社長のテーブルの狭いこと・・・。
やはり、これこそ社長の経営哲学なのでしょうね。
飲食業では、利益の生まない事務所や社長室が
いくら豪華でも仕方がないですからね。
福島県でカレー屋を始めてから、数十年。
この社長は成功と失敗を繰り返してきたのでしょう。


なぜ失敗したか、を本当はもっと書いてほしかったです。
そこに学ぶべきものが多いと思うのです・・・。
でも、なかなか失敗談は描けないのでしょうね・・・。


では成功したお話。
これはこれで参考になります。

平成7年(1995年)から「経営指針書」づくりを始めたのです。


どうでしょうか。
この「経営指針書」をまじめに取り組んでいる中小企業が
どれくらいいるのでしょうか。
何度も書きますが、私が信奉する「稲盛経営学」
これは大事なのでしたね。
経営の目標となるものを掲げ、社員とベクトルを合わせためには
経営指針が絶対必要なのです。


「経営指針書」に基づいて「事業計画書」をまとめます。
それを毎年銀行に提出していきます・・・。
そうしたらどんな素晴らしいことが待っていたのでしょうか。
これは非常に参考になるお話です。

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