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2015年11月 4日 (水)

日本で一番「親切な会社」をつくる その3

猛反省した根岸社長は1980年代に入り、
経営スタイルをガラッと変えます。
いままでの「東京の模倣」をやめたのですね。
逆に東京進出を計画します。


ここで社長の経営哲学。
「午前6時の商品」を狙うことにしたのです。

「午前6時の商品」というのは、初めて聞いた言葉ですね。
つまり、ちょうど夜明けの時間。
まだ認知されていないが、
これから徐々に認知されていこうかという商品ということ。

逆に「昼の12時の商品」とは現在は需要は多いが、
競争相手も多く、いずれ斜陽を迎える商品のこと。
なんとなく分かりますね。


そこで「午前6時の商品」として選んだのが牛たん。

ご存知の通り、仙台では有名でははあったのもの、
当時は全国的には認知されていません。
でもおいしさとヘルシーさでこれから伸びるだろうと
思ったのでしょう。


それで1981年新宿歌舞伎町に、「牛たん とろろ 麦めし」
の店を出します。


でもやはり商売はそう簡単ではありません。
1日の売上が3000円か5000円・・・。
2年ほどはさっぱり。
飲食店ビジネスの難しさですね。
でも石の上にも3年。
ようやく徐々に客足が伸びてきました。


そこで今度は新宿西口店に2号店。

飲食は場所がやはり大事なのですね。
サラリーマン層から絶大な支持を受け、思いがけず行列店に・・・。
まさに飲食業は水商売ですね。

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