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2015年10月23日 (金)

ある日突然40億円の借金を背負う―それでも人生はなんとかなる。 その10

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熱く語ってきた湯佐和シリーズ。
そろそろまとめましょうか。

たかだか200ページくらいの本なのですが、
何度も読み返しました。
借金40億円も背負う方の言葉をなかなか聞けませんよ。
本当は自己破産してどこかにいなくなってしまっていたはずの方です。(失礼!)

でもどっこい生き延びた・・・・。
こんな地獄の苦しみを経験されたお方のを生の言葉かみしめました。
借金をたかだか数億で苦しんでいる方をどれだけ見てきたか・・・(これも大変失礼!)

2009年の借入残は15億円。まだまだ結構ありますね。
でも毎年1億5000万円は返していく計画は立てられたのです。

そうすると、このままいけば4年間で6億円返して残り9億円。
でも銀行のために生きていくことをやめたのですね。
まさにここで「半澤直樹の出番」なのでしょう。
返済スピードをわざと落とします。
設備や人材育成に年間5000万円も投資することを決意します。


ここがこの社長の偉いところ。一番感動しました。

何のための会社かを気がついたのです。
会社は借金を返すためのものではないのですね。

京セラの稲盛さんがよくいうセリフと同じです。

「全社員の物心両面の幸福の追求」


そうなった瞬間社員の心に火が付いたのですね。
2015年5月の借入残なんと1億5000万円!!
逆に返済スピードがアップした!!
つまり、社員に投資した瞬間に年間2億円以上も返済可能になったのです。
これでほぼ借金を返し終わったのです・・・。

こんな会社世の中にあるのです。驚きました。

「People‘s  buiness」

これは飲食業に限らない言葉です。
湯澤社長に教えていただきました。
ありがとうございました。


(がんばれ! 借金がなんだ!シリーズ おしまい)

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