スーパーベンチャーの創り方 その2
まず彼の経歴が面白い。
慶応大学卒業後、伊藤忠商事入社。為替証券部に配属。
その後社内移動で日本オンライン証券(現カブドットコム証券)の設立に参画。
28歳で伊藤忠を退職し、イーバンク銀行(現楽天銀行)の
取締役営業本部長に就任。
その後33歳でTKPを設立しています。
それで何を始めたかというと、一言でいうと「貸会議室」
「貸会議室なんかでもうかるのかよ~!」
誰でも突っ込みたくなりますね。
もっと簡単に言うと、
「取り壊しの決まっているビルを安く借りて、時間貸しにする」
というビジネスモデル。
こんなことは今まで誰も気が付かなかったのでしょうか・・・。
ただ彼に言わせれば、「単なる貸会議室屋ではない。」
よく使うたとえ話。
「ペットボトル一本150円のお水を例にして、賞味期限に着目。
今お水を欲しがっているお客さんに、賞味期限がまじかのお水を100円で
売った場合、どちらを買うと思いますか?
今すぐ飲むのなら、100円のほうを当然買います。
つまり賞味期限間際の商品を格安で仕入れて、100円で売る。
これこそがTKPのビジネスモデルである。」と・・・。
どうでしょうか。
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