マイナンバーってナンダー? その10
さてこのあたりでいったんまとめましょうか。
この10月から「個人番号」と「法人番号」が振られるのでしたね。
つまり、
『個人番号(マイナンバー)として、国民一人ひとりが、
12桁の番号が振られ、
法人番号として設立登記されているすべての法人に
13桁の番号が振られる』
ことになるのです。
なぜ振られるのかは、「政府の公式見解」で、ご説明したとおりですね。
でも冷静に考えてみてください。
かつて国民が大反対して廃案になった「国民総背番号制」が
ありましたが、
国民総背番号制とは対象はまさに「国民」=「人」でしたね。
でも今回はすべての「法人」も含まれているのですね。
『国家総背番号制』
ではないか!
とこんなことは誰も言っていないのですね。
でも、そう思いませんか。
さらに、ここでズバリ!書きます。
『マイナンバーの真の狙いは課税強化ではないのか』
ここなのですね。
何度も税理士会の研修に参加してみて、
なかなかここをズバリ言う講師はいないのですね。
ハッキリ言えないのでしょうね。
「年金の不正受給」や「脱税防止」にこのマイナンバーは
使われてくることは間違いないのですね。
ここまでいう税理士は私くらいでしょうか。
課税強化という小さな範疇ではないのです。
『新しい国家戦略』 だからでしょうね・・・・。
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