「改訂新版」ふるさと納税って何だ? その16
私が何度もお勧めのふるさと納税として取り上げた
「長野県阿南町」
1万円でお米20キロも送られれてきますから。
どうも気になったので、阿南町のHPをのぞいてみました。こちら
ふるさと納税の実績です。
平成25年度の実績ですから、2年前のものです。
これを見て驚きませんか!
寄付額がなんと1億6239万円!
件数が7642件と出ていますから、一人当たり2万円以上!
でも驚きなのですが、その約9割の1億4586万円が
お米の仕入れ、精米費等に当てられています。
つまり、私のいうところの「還元率90%」です。
しかも残りの1割が農業支援に当てられて
結局はすべてのお金が農業支援にあてられているのですね。
これは「ふるさと納税の正しいあり方」ではないでしょうか。
阿南町はどれくらいの規模の町かお分かりになりますか。
ちょうど発表されていました。
わずか5025人ほどです。
「過疎」といったら失礼でしょうか。
でももっと驚きなのがこれです。
昭和35年、私が生まれたころには、かつて農業人口だけで
7700人もいたのですね。
それが現在は1000人を切っています。
農家戸数も1500戸から6分の1の250戸へ。
多くの若者が農業を諦め、都会に移り住んでしまったのでしょう。
でも何だか阿南町を応援したくなりませんか。
一生懸命農作物を作っていただいているのです。
大人気のお米は間に合わなかったのですが、
思わずリンゴのふるさと納税をしてしまいました・・・。
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