ドキュメント パナソニック人事抗争史 その1
山一證券を熱く語りすぎましたね。
まだまだご紹介したい本はたくさんあります。
話題の本です。
パナソニックとは昔の松下電器産業ですね。
今から7年前、2008年(平成20年)に社名を変更しました。
「松下」とか「ナショナル」というブランドを統一して「Panasonic」として
世界進出するためというのが公式理由らしいですが、
やはり本音としては「松下」という金看板を外したかったのでしょうね。
松下電器産業はご存知の通り、丁稚奉公から身を起こした松下幸之助氏が
一代で築きあげた日本最大最強の企業。
松下幸之助氏はよく「経営の神様」と呼ばれますね。
私もその「神様」の本を何冊も読んできました。
経営に役立つ本としても取り上げようかと思っていましたが
有名すぎて少し気が引けるくらいですから。
以前松下政経塾の本を取り上げたくらいですね。こちら
しかし、この本を読んですぐ感じたのは、
「経営の神様でも失敗することがあるのか・・・・」
これは正直驚きでした。
神様に対して失敗というのは語弊があるかもしれませんが、
この著者はまさにそういっています。
何を失敗したかというと「後継者問題」
「後継者問題(=人事問題)がうまくいかなかったからこそ、
今のパナソニックの低迷がある・・・」と。
これは中小企業の顧問税理士として切に思います。
多くの中小企業経営者に読んでいただきたい本だと・・。
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