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2015年4月 2日 (木)

マクドナルド失敗の本質 その6

どうやらまた筆を滑らしたようです・・・。
「ブログで批判的なことは書かない」という私なりのルールを
守るためこのあたりでまとめます。


「会社は誰のものか?」

という私がよく掲げる「ライフワークのテーマ」があります。

原田氏のような「プロ経営者」にとっては、
株主から、つまりファンドから指名された以上、
「会社は株主のもの」という法律的な意味合いが強くなりますね。
ファンドから選ばれた経営者として、当然でしょうけど株価を引き上げることが至上命題。
株式の過半を持つ米国本社の意向は絶対なのですね・・・。


一方で

「会社は従業員のもの」

という考え方もあります。
従業員を大切にしている会社なら、社内で不正が起きにくいように思います。
今回不正が起きたのも社内的なモラルの欠如が原因かもしれません。
よく引き合いに出す「稲盛経営学」には
「従業員の物心両面の幸福の追求」を経営理念として大事にするのは
はそんな考え方からくるのではないでしょうか。

また一方で

「会社はお客様のもの」

と考える経営者も多いですね。


私の子供が小学生であった頃、
毎週末に必ず並んでもマックバーバーを買っていました。
子供はマックが大好きですからね。
子供の笑顔を想像すると自分でも笑顔になりますから。

「マクドナルドは子供のもの」

そういったら極端な考えなのでしょうか。


この本の副題は、「原田氏が陥った戦略のわな」です。
本当に、誰のための戦略だったのでしょうか・・・。

ただこれ以上、マックを批判するようなことは絶対にしません。
私もマックファンの一員でもあるからです。


ファンとして最後に申しあげます。
マクドナルドの看板に
「スマイル 0円」
をもう一度掲示してほしいと心から思います。


(ガンバレ!マクドナルドシリーズ おしまい)

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