全員で稼ぐ組織 森田直行著 その9
俺の焼き鳥有楽町店が、1時間あたり1000円しか
稼げなかったら焦りますね。
有楽町店のスタッフはどうなるのでしょうか・・・。
「銀座店5000円に負けないように頑張ろう!」
「どうして1000円しか稼げないか考えよう!」
素直にそう考えるでしょうか?
もちろん、そうなるように仕向けるのが経営者です。
でも現代の若者はそうは考えないかもしれません。
「料理長の焼き鳥がおいしくないからさ・・・」
「スタッフのAがいつも愛想が悪いしね・・・」
「そもそも店長が・・・」
そう思うかもしれません。
これこそ現代の若者気質でしょう・・・。
でもそれでは「ダメよ。ダメダメ。」なのですね。(すいません。)
アメーバ経営の前提となるのは、
「フィロソフィ」=「利他の心」でしたね。
ここを従業員が分かっていないと必ずそういう「悪口の言い合い」
になるのですね。
「美味しい料理を調理長に作ってもらおう。
そのためには仕込みを手伝おう!」
「スタッフがお客さんから喜んでもらえるような美味しい料理を作ろう」
そう、お互いに思うことなのですね。
この「フィロソフィ」が大前提なのです。
何度も書きますが、
「アメーバ経営とフィロソフィは車の両輪」なのです。
そうして、有楽町店が努力してもし、
「1時間あたり6000円」稼げるようになったら、
多分何らかのボーナスでも払うのでしょう。
従業員は目標を達成し満足しますよね。
しかも待遇面でも非常に満足が得られます。
これこそ会社が理想(フィロソフィ)とする
「物心両面の幸福の追求」!!
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