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2014年10月31日 (金)

全員で稼ぐ組織 森田直行著 その6

「時間当たり生産高」

これは感心しましたね。
一時間当たり、そのアメーバがどれくらいの「利益」を
上げているのか?
これを計算するのですね。

「ここまでやるのか!」

そう思いませんか。
しかも、時間当たりの「利益」ですね。
時間あたりの「売上」でもないのです。
この違い私は「サイゼイア」をすぐ思いだしました。
こちら
サイゼリアは各店舗の生産性をみるために
「人時生産性」
という数字を計算していたのですね。
これは時間あたりの「売上」でしたから・・・。

もうひとつポイントは、
表をよく見てください。
時間の算定根拠に
「定時間」とともに「残業時間」もあります。
きちんと残業時間も考慮するのですね。
となると、「だらだら残業していたら」
生産性は悪くなるのですね。

このあたり中小企業では耳の痛いところでしょう・・・。
残業代も払わずに仕事させているところも・・・(内緒)


それとこの表もう一度よく見てください。
大事なことに気が付きませんか?


「人件費」が入っていないことなのです。
今まで何度もこのアメーバ経営を勉強してきたつもりですが、
実はここに私自身気が付いていなかったのです。

税務会計の専門家として、
「全社に経営状態をガラス張りにするのはいい・・・
でも社長の給料や社員の給料まで見せるのか・・・」

すぐ直感的に感じていたのですね。
ここが分からないと
やはりアメーバ経営の神髄を理解できないのです・・・。

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