社会保険料削減作戦 その4
イントロが長すぎましたね。
そろそろ本題に入りましょう。
どうやったら削減できるのでしょうか?
社会保険の仕組みをよく知らないと削減できないのですね。
では「古典的削減策」、「よくアルアル作戦」・・・。
(1) 昇給月を7月にしよう
これは社会保険の「算定」というものが、
4月~6月の等級で決まるからなのですね。
でも、多くの企業が4月から昇給です。
大企業は3月決算が多いですし、官公庁の年度も3月
ですからね。
自動的に4月昇給となるのです。
ということは、3月決算でない中小企業は会社の決算に合わせて
昇給月を決めることが大事なのですね。
(2) 4月から6月の残業代を減らす
なんとなく「セコイ」削減策ですが!?
「算定」には残業代が含まれますので、
4月から6月の残業代を抑えれば自然と等級が下がるのですね。
(3) 給与を報酬月額の右側に設定する
これももっと「セコイ」かもしれませんが、
こういうことも社会保険料の仕組みを知っておけば
結構大事なことなのですね。
報酬月額の幅は2万円あるのでしたね。
たとえば標準報酬30万円のレンジは
「290,000円以上 310,000円未満」なのですね。
こういうことを加味したうえで昇給額を決めるべきなのですね。
今年消費税率が8%に上がった時に、昇給額のご相談を
多くのところで受けました。
「一律に3%上げたい」
ようなお話なのですね。
でも実際に計算すると、昇給したけど、社会保険料を
加味したら大したことなかった・・・。
算定で等級が上がった方から
今月間違いなく文句言われますよ・・・・。
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