「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。 その5
外食チェーンの固有名詞を出して、批判したくないので
そろそろまとめましょうか。
この本で一番勉強したこととと考えさせられたこと。
「食品をスーパーなどで販売するときには、JAS法等により
原材料(使用した添加物を含む)、賞味期限、消費期限を
表示しなければならないのに対して、外食店には
これら法律が適用されない」
ということなのですね。
コンビニで弁当を買う時に、裏を見て、どんな材料を使っているか
確認したことないですか?
おにぎり買うときも消費期限もチェックしますよね。
これこそ「JAS法」なのですね。
それに対して外食にはそれら規制がないのです。
外食店の法律というのは、簡単に言ってしまえば、
「食中毒を出さなければいい」
というものだけしかないのです。
これは将来的に問題にならないのでしょうか。
作者はこの本でこれを一番言いたかったようです。
現在の大手チェーン店では効率化や合理化が徹底され、
結局はニセモノ食品がはびこってしまっているのだそうです。
これでは、知らず知らずに食べさせられる我々
はたまったものではないですね。
安い居酒屋では「仕入れ品」で大量の食品添加物が
使われているのだそうですし、
ファミレスや持ち帰り弁当や立ち食いそばの
とんかつにも多くの「成型肉」が使われている実態が
あるのだそうです。
ところで、ファミレスは子供が大好きですね。
知らず知らずに、食品添加物が大量に入ったニセモノ食品を
子供たちに与えていることになっているのです。
これこそ大変な事ではないでしょうか。
背景には、外食コンサルタントという方たちが暗躍して
これらニセモノ食品を「効率化や合理化」を
合言葉に、どんどん拡大させているそうです。
外食産業において、このことは結構根が深い問題のようです。
この本で勉強されることをお勧めしておきます。
(騙されるナ!外食シリーズ おしまい)
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