まっすぐにバカ正直にやり続ける。 その4
スシローの30年間ぶれない戦略はこの4つ
① 原価率50%でうまい寿司を出す。
② “超”薄利多売をめざす。
③ 「原価管理」と「コスト管理」を徹底する。
④ 郊外に出店する。
スシロー創業者清水氏の「商売哲学」です。
これはこれだけで参考になるのではないでしょうか。
外食産業のお話を何度も取り上げていますが、
原価率50%というのもすごいですね。
俺のイタリアンの60%には及ばないものの、
あのサイゼリヤの40%を上回っています。
なかなか50%は真似できないでしょうね。
回転寿司は確かに「安さ」で人を呼びます。
でも「安さ」に慣れてくるとやはり「味」を
求めてくるのですね。
当たり前のことかもしれませんが、
なかなかできないことのようです。
まえにご紹介した「外食産業の裏側」では
「鮮度の落ちたネタを食べさせるために、
回転寿司の醤油差はドバっと出るような工夫がされている」
そんな店もあるのでしたね。
やはりそんな業界ではやがて淘汰されてしまうのでしょうね。
スシローには「セントラルキッチン」がありません。
多くの回転寿司チェーンでは、セントラルキッチンで
切り分けられたネタを再度冷凍し、各店舗で解凍して
寿司ロボットで作られたシャリにのせられて
出されるそうです。
コストを考えたら「セントラルキッチン」は正しいのですが
2度の解凍でやはり魚の味は落ちるのですね。
スシローは、水産会社から直接各店舗へ配送する
システムを構築しているそうです。
確かに手間はかかるのでしょうけど、
この方が「味」は確保できるのです。
「まっすぐにバカ正直にやり続ける。」の意味が
だんだん分かってきましたか・・・。
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