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2014年7月 2日 (水)

「社長、辞めます」ジャパネットたかたの激闘 その5

フトンクリーナー「レイコップ」をご存じでしょうか。

布団に毎分3000回の振動を加えながら
強力な紫外線を照射し、アレルギーの原因となるダニを
弱らせ、振動でたたきだして吸い取る商品なのですね。

「へーそうなの?」

というものですね。
知らない限り絶対買わない商品なのですね。

韓国のメーカー製で2007年に発売されました。
ジャパネットが取扱い出したのが2010年。
当初はまったく売れませんでした。

それをテレビ通販で取り上げたのです。
しかも、1時間の放送時間を目いっぱい使って
レイコップの魅力を伝える作戦です。

こんな売り方をした商品が日本でかつてあったでしょうか。
これがお茶の間で反響を呼び大ヒット。

レイコップは日本での累計販売台数100万台を
突破しましたが、そのうちジャパネットが60万台!
すごいですね。
まさに市場創造!

またもう一つの大ヒット商品も生まれます。
東芝のサイクロン式掃除機「トルネオ」

Toruneo


このトルネオは佐世保のテレビ通販チームで
ももともと取り扱っていたらしいのですが、
東京のチームで徹底的に攻勢をかけます。

専用チャンネルで重点的に取り扱うとともに
「下取り」と「特別分割」という、買い替えを促進したり、
買いやすくしたりするサービスも取り入れます。
ジャパネットは年間30億円!もの分割手数料を
支払っているそうです。
これもすごいですね。


掃除機の耐用年数は7年といわれるのですね。
それだけの寿命がある商品だから、買いやすくしさえすれば
購買意欲がわくのですね。

ジャパネットは、掃除機を売るにしても
品数多くして並べるのではなく、限定した商品を徹底的に売るのです。
「これは」という商品を徹底的に集中して販売するのが
まさに「ジャパネット流」なのです。

このあたり、売り上げ不振にあえぐ社長さんには
何か参考になりませんか・・・・。


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