「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。 その1
またまた題名の長いショッキングなタイトル。
私のような「アマゾン衝動買い癖」のある人を狙ったような本ですね。
でもこの本はタイトルと裏腹に、結構勉強なりました。
「外食というのはこういう見方もあるのか・・」
素直に感動しましたし、このブログでの今までの発言に対して
若干反省もしました。
今まで何度か外食産業を取り上げてきましたね。
特に「ステーキのけん」こちら
と「サイゼリヤ」こちら
よく「サイゼリヤ理論」を紹介しつつ、
ウンチクを語っていました・・・。
でもそれに対する見方も若干変わりました。
サイゼリヤも消費税増税後苦戦している理由が
何だか分かった気もします。
いろいろご紹介したいのですが、まずこの表見てください。
日本での海外からの野菜の輸入量の推移ですね。
ここ数年は年間200万トンを超えています。
日本の食糧自給率は約4割ですから、
実は海外からの輸入に6割も頼っているのです。
しかも、その輸入の大半が中国からということをご存知でしたか?
中国での輸入食材の問題は何度も報じられていますね。
残留農薬の問題などいろいろ指摘されているのですね。
でもどうしてこんなに伸びているのか不思議に思いますよね。
実際にご家庭の主婦がスーパーで「中国産」の野菜を見たら
多分敬遠すると思うのですね。
ではもう一つのグラフ。
ではその輸入野菜はどこで使われているかということなのですが、
驚きです。
ほとんど、つまり95%もが加工用や業務用で使われていると
いうのです。
我々が敬遠していた輸入野菜が、実は冷凍食品などの加工食品や、
外食で、知らず知らずのうちに、「食べさせられていた」
というのが実態なのですね。
「え!!そうだったの?」
本当にそう思わせる本です。
「食の安全」が叫ばれる現代において、
外食産業に対する少なからずの失望を抱きました。
でも身を守るという意味で、裏側を知っておくことは
絶対必要なことかと実感します・・・。
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