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2014年6月30日 (月)

「社長、辞めます」ジャパネットたかたの激闘 その3

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ジャパネットたかたは長崎佐世保の会社だったのですね。
この本を読んで初めて知りました。

佐世保のスタジオからテレビを中心とした通信販売を
していたのです。
そのビジネスモデルが大きく崩れ、
2011年、2013年と減収。

業界内外から
「ジャパネットたかたは大丈夫か」
という声が聞かれたそうです。
それもそうでしょうね。
テレビの販売に完全に依存していたビジネスモデルでしたから・・・。

このあと高田社長はどうしたか?
これからがピンチを迎えた中小企業に取って、
参考になると思うのですね。

まずテレビに変わる柱となるものを探します。

「白物家電へのシフト」

コレなのですね。
掃除機やエアコンなどあまり手を出し来なかったものに
力を注ぎます。

ただやみくもに、冷蔵庫や洗濯機などまで
あらゆる白物家電に拡大したのではないのですね。
洗練した商品。
そこはまさに、ジャパネットの最大の武器
カリスマ社長の「伝える力」

それと、商品構成のあらたな展開です。
それまでジャパネットは、いわゆる「ナショナルブランド」しか
取り扱ってこなかったのですね。

一般論として、通販では名の知られない海外ブランドなど
売りにくいのですね。
でもそれをあえてチャレンジした。
ここもまさに「伝える力」という武器が威力を発揮します。

それとジャパネットが思い切って取り組んだこと。
これは東京の販売店が聞いたらまさに驚異のお話でしょう。

「東京進出」

六本木ヒルズの34階に巨額費用、十数億かけ
事務所とスタジオを作り勝負に出ます・・・。

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