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2014年6月10日 (火)

ルーズベルト・ゲーム その3

いよいよクライマックスが近づいてきましたね。
原作を読んだ方は、「オチ」を知っている漫才を
見ているようでしょうけど、それでもやはり面白くなってきました。


Okihara

沖原君がカッコよくていいですね。
「情けない社長」の主役を食ってしまっているのでは
ないかと思うくらいですね。
原作にもない、恋の行方も気になるところです・・・。

今日はどうしても突っ込みたいところを。
もともとこの原作は、「企業スポーツ」というのがテーマでした。
元銀行員の著者池井戸さんとしては、銀行とのかかわりを
描きたかったのでしょう。
今回も出てきましたね。意地の悪そうな銀行員が

「融資の条件は野球部を廃部とすること・・・」

なかなかシビアな提案ですが、銀行がここまで踏み込むことは
実際にはなかなかないのではないでしょうか。
都市対抗野球は詳しくないのですが、
長年のバスケットボールファンとしては、昨年廃部になった
パナソニックを思い出しますね。
旧松下電器時代から名門チームでした。

銀行の担当者が、廃部を条件にパナソニックに迫ったとは
思わないのですが、業績悪化に伴う経費削減の一環なのでしょうね。

廃部になったとたんに、選手たちは即失業です・・・。
企業スポーツっていったい何なんだ?と思いますね。


このドラマの青島製作所のモデルはどこかご存知ですか?

なんと地元中野の
「株式会社鷺宮製作所」(本社:東京都中野区若宮2-55-5)
なんですね。

しかし、ここは業績が好調で、廃部どころか現在も強豪チームです。
プロ野球にも何人か出身者もいます。
ただ池井戸さんが取材したのも事実のようです。


しかし、鷺宮製作所に勤めている人は楽しいでしょうね。
あのドラマのように全社一丸になって毎回応援しているのであれば・・・。


銀行の言う理屈はもちろん分かるのですが、
「費用対効果」、「効率性」など銀行やコンサルタントの
「ものさし」では測ることはできないものなのでしょうね・・・。

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