ふるさと納税って何だ? その7
さてそろそろ「税理士ブログ」らしく
ふるさと納税の税金について熱く語ってみましょうか・・・。
・・・と、いろいろ考えたのですが、
この税制は実に難しいです。
簡単には説明できません。
どうしてこんなややこしい仕組みにしたのでしょうか。
所得税と住民税の2本立てで控除されます。
各自治体のHPを丹念にみましたが、
これみて「ああそうか!」と納得する人は多分いないでしょう。
なんと「連立方程式」まで使って説明するところさえあります。
学生時代にこの「連立方程式」で苦労した人も多いでしょうから
見ただけでもう考えたくなくなるのでしょうね。
まあ簡単にいえば、ご紹介した
長野県の阿南町のパンフが参考になりますね。
「1万円の納税(寄付)で実質負担2000円」
つまり「1万円で8000円もの税効果」がありそうです。
これはすごいですね。
この点だけは税理士として認めます。
ただこう書くと「間違いだ!」
と指摘されてしまうのです。
厳密にいうと、誰でも8000円の効果があるとは
断定できないのですね。「これはあとで解説します」
そこが税金の解説の難しい所なのです。
でも「超簡単経理」を出版したベストセラー作家?としては、
あえて難しい所は書かない方針なのです。
難しい所を「簡単には」説明できないのですから。
因みに「超簡単経理」では経理を説明するのに、難しい「複式簿記」を
一切説明しなかったから「ウケタ」と思います。
だから今回も難しいことは書きません。
総務省に「ふるさと納税」の税効果の表が乗っています。こちら
これを見てぜひ驚いてください。
「こんなに税効果があるのかと」
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