福島屋 毎日通いたくなるスーパーの秘密 その6
「グラフィック・ワークショップ」
はどんな業種の店舗でも、すぐ実行できそうですし、
真似をすべきことなのではないでしょうか。
飲食店で毎月あらゆる角度で写真を撮って
皆でそれを見ながら考える・・・・。
スタッフの商品知識や実力を伸ばしたり、
現場でその力を発揮させる訓練の場になるのは
間違いなさそうです。
これはお客さんのためだけでなく、人材育成にとって
有効なのでしょう。
ぜひこれをあらゆる店舗で真似してください・・・。
福島社長の「棚作り」にかける意気込みに
感動しました。
スーパーで、これまで考えているところがあるのでしょうか・・・。
その「棚作り」で真似すべき「福島イズム」
実は、福島屋には「ミセス・プロズ・スマイルズ」(MPS)
というチームがあるのです。
これは20代から60代の幅広い層の主婦14名からなるチーム
なんだそうです。
やはり「スーパーの主役」は主婦ですよね。
男性目線で、「棚とはどうあるべきか?」と考えるのではなく、
主婦目線で「自分ならどんなものが並んでいたら買うだろうか?」
が大事ですよね。
そのMPSで、それを「毎週」会議するのだそうです。
しかも単にその意見を聞くだけでなく、
マーケティング調査と売り場づくりまで担当させます。
例えば、「コーヒーの棚を改善したい」という要望があれば
そのMPSの担当者に任せます。
その担当者はさまざまな店舗や問屋に出向き、
見本市で足を運び福島屋にあった商品をセレクトしていくのです。
そうやって最長2カ月もかけ、棚を完成させるのです。
大事な点は、完成した棚には「担当者の名前を入れたPOP」を
添えることです。
「コーヒー担当の○○が美味しいと思い、選びました」
そんなPOPです。
皆様の日頃通っているスーパーを思い浮かべてください。
そんなPOP絶対ないですよね。
コンビニでしかコーヒーを買わない方は
まったく想像もつかないことでしょう。
これならやはり毎日通いたくなりますね・・・。
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