福島屋 毎日通いたくなるスーパーの秘密 その5
福島社長のこの「悟り」は非常に大事なことなのですね。
すべての商売につながるお話ではないでしょうか。
「売上が気になると、ついなんとか買ってほしい。」
そう思いますね。
そのためには、安く売りたがりますよね。
スーパーだったら、安売りをして、そのチラシを配る。
お店には、認知度の高い一流メーカーの品を
棚の一番目立つところに置きたがる・・・。
至極当然ですよね。
そうなると、ありきたりのスーパーとなって、
いまではどこにでもあるコンビニと一緒ですね。
その発想がオリジナリティを失うのだと。
結果的に客足が遠のく・・・。
そうなのですね。
今ではコンビニでも野菜が買える時代ですから。
商品を並べる「棚」を徹底して考えるのだそうです。
「どうしたらその野菜の良さ、美味しさを最もお客様に
伝えられるだろうか」と・・・。
そのために福島屋は毎月4日も
「グラフィック・ワークショップ」
をやっているのだそうです。
これは何かというと、
「売り場や棚の写真をすべて細かく撮影して、
それを全員で見ながら意見交換をするミーティング」
なんだそうです。
すべての写真を検討しABCDの4段階評価をします。
もちろん、
「お客様目線で売り場や棚をチェックすること」
が主眼なのですが
さらには
「何のためにこの店をやっているのか」
「なぜ自分はここで働いているのか」
「なぜお客様はきているだろうか」
そんなことまで議論するのだそうです。
すごいですね。
そんなスーパーが世の中にあるのです。
そんなスーパーなら毎日でも行きたいですね。
福島屋がなぜ「安売りをしない、チラシもない」のが
だんだん分かってきましたか?
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