消費税増税対策は考えていますか? その6
事業者側(つまりホテル側)は困りますね。
一泊一泊2食付で15,750円が16,200円!
宿泊者側としてはあたかも「値上げがあった」かのような
錯覚に陥ってしまいますね。
ホテル側も、客足が遠のくのではないかと心配になってしまいますね。
ではこのホテルの経営者は、考えに考えて
ついにこんな広告を出すことにしました。
「消費税還元セール!宿泊代3%引き!
一泊一泊2食付で16,200円が15,750円!!」
さあ!これはどうなのでしょうか?
実はこれは法律で禁止されているのですね。
そんなこと一般の方は知らないですよね。
あたかも事業者側が消費税を負担しているかのような
広告はダメなのですね。
大事なことは「消費税」という文字が入っているかどうかなのですね。
「消費税は転嫁しません」
「消費税はおまけします」
「消費税還元セール」
こういうのがダメなのですね。
ではこの表を見てください。
「春の生活応援セールなどはいいのですね」
ですから、ご紹介したホテル経営者はどうアピールしたら
よいのでしょうか?
消費税の文字を入れなければ良いのですね。
「早割りセール3%引き!」
「早期予約の方!3%引き!」
「3月31日までご予約の方3%引き!」
まさに知恵の出し所です。
ただ現場としてはかなり混乱するのでしょうね。
これを違反すると当局から取り締まりがあるようです・・・。
お気を付け下さい・・・。
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