消費税増税対策は考えていますか? その5
ではどうしたらよいのでしょうか?
居酒屋さんの例でいえば
「生ビール一杯 380円+消費税 」
こう表示してもいいのですね。
つまり、お店の値札をすべて税抜き表示も認められているのですね。
注意点はこれです。
もしくは、いままでご紹介した「幸楽苑戦略」で
生ビール一杯 380円(税込410円) です。
380円を強調することも認められるのですね。
バカ正直に 410円 です!
というより親切ではないでしょうか・・・。
要するに左党(つまり飲兵衛)の意見としては、
「言い訳」が欲しいのですね。
「30円は日本復興のためか・・・もう一杯いこう!」
こうなりますね!?
ではいつからこういう表記が認められているのでしょうか?
これは大事ですね。
マスコミもこんな大事なことはあまり報道していません。
都知事選挙やソチオリンピックよりも大事なことなのですね!?
実は、昨年の10月からことは認められているのです。
ご紹介した「幸楽苑戦略」は昨年からすでに合法なのですね。
このあたりぜひご理解ください。
では実際にここ数日で体験した私のお話。
5月25日に山中湖で行われるマラソン大会にエントリーしました。
前泊しようとさっそくホテルの手配をしようとしたところ
もうどこも予約で一杯。
やっと見つけたホテルが、なんと「一泊2食付で16,200円」
「高い!」と思いますよね。
でも税の専門家である私は、すぐ分かりました。
4月から消費税が8%ですからね。
これは要するに
「15,000円と消費税8%の1,200円なんだ」と・・・。
もしこれが「一泊2食付で15,750円」と言われたら、
すぐ「消費税が750円か・・・」とすぐ分かりますからね。
でも16,200円と言われたら、まず分かりません。
これはホテル側も
「一泊2食付で15,000円、税込みで16,200円となります。」
と言わなければならないのでしょうね。
でも、結局そんな高い宿は予約しませんでしたけど・・・・。
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