消費税増税対策は考えていますか? その3
ではそろそろ核心に入っていきましょう。
「価格表示」の問題です。
「総額表示が緩和」されているのですね。
これご存知ですか?
結論から言うと「税抜価格で表示」ができるのです。
ここはすべての中小企業の方に考えていただきたい
ところなのですね。
大企業はもうすでに、先回りして手を打ってきていますから・・・。
では分かりやすく説明しましょう。
私が「総額表示」で必ず説明する「看板」がありました。
1杯たった290円で一大ラーメンチェーンを作った会社です。
ご存知「幸楽苑」ですね。
まずこの看板を見てください。
「290円」という文字がやたら身に付きますね。
その下に、「小さく」(税込304円)と書いてありますね。
実はここがこれまで問題だったのですね。
今までの総額表示は、消費者に誤解のないように、
「税込でいくらかをキチンと明示しなさい」
という指導があったのですね。
具体的にいうと、290円と(税込304円)は同レベルで
書きなさいとの指導ですね。
ですから消費税の説明の講義があると、必ず幸楽苑を持ち出して
説明したものでした。
8%になると
290円(税込313円)
となるのでしょうか。
しかし、1年半後に10% になる予定ですし、
またすべての看板を
290円(税込319円)
を書き換えなければならないですね。
これは巨額な費用が掛かりますね。
でも、そんなしなくていいように決められているのですね。
「290円+税」
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