爆速経営「新生ヤフーの500日」 その3
新経営陣が打ちだした戦略。
「オンリーワン」
「異業種最強タッグ」
「未踏領域への挑戦」
しかも、パソコンではなく、スマホやタブレットへのシフト戦略
「スマホ デバイスファースト」
すごいですね。
次々と提携先を短期間で増やしていきます。
アスクルへの330億円もの出資をわずか27日で実現します。
それ以外にも、
クックパッド 1か月
カカクコム 2か月
グリー 1か月
LINE 2か月
それぐらい短期間で次々と業界大手と提携していくのです。
このあたりがまさに「爆速経営」
この本の題名となった「爆速」のTシャツまで作ってしまいます。
経営者自身も爆速なら、それを全社員に徹底させます。
このあたり参考になるのでしょうね。
つまり、社員全員の評価体系まで変えてしまったのですね。
社員を評価する「バリュー」は4つ。
「課題を解決したか」
「やるべき業務にフォーカスしているか」
「既存の枠組みにとらわれない、ワイルドな判断をしているか」
「何よりも爆速で動いているか」
それらを直属の上司が毎週一回必ず30分のミーティングを
して評価するのだそうです。(ワン・オン・ワン・ミーティング)
当然ですが、それが報酬という形で評価されるのです。
会社全体が同じベクトルを向くのと同時に、皆やる気がでますね。
さらに同じ仕事は3年以上させないという
人材開発のためのルールまで作った・・・
ヤフーという会社はどうやら本物ですね。
最後にこれら経営改革のための教科書18冊が
この本の巻末に出ています。
この本を全部買って読むことは非常に有効なのでしょうね。
少なくともヤフーの経営幹部は皆読んでいるのでしょう。
しばらくヤフーに目が離せないですね。
(がんばれ 爆速経営シリーズ おしまい)
さあ! いよいよ京都マラソン!
私も 「爆速で」?? 走ります!!
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