爆速経営「新生ヤフーの500日」 その1
ネット業界を語るには外せない本をご紹介しましょう。
ご存知「yahoo」のお話です。
「ヤホー」ではありません。(すいません。ナイツのネタ・・・)
この本が出版されたのは、昨年11月。
本当はもともと10月の予定だったそうですが、
あえて1カ月延ばしたそうです。
というのは、10月7日にヤフーがネット業界を震撼させる
新施策を発表したからなのですね。
これは、ご存知の方も多いでしょう。
「ヤフーショッピング」と「ヤフオク!」の出店料を
無料と発表したのでしたね。
電子商取引(EC)事業は、これもご存知の通り、
日本では楽天とアマゾンの「二人勝ち」状況。
これに完全に「殴り込み」をかけたのです。
それを仕掛けたのは、ヤフーの新社長、宮坂学氏。
わずか44歳。
それまでヤフーの15年増収増益という金字塔を立てた
井上前社長からバトンを受けたばかりの方です。
どうしてそんな素晴らしい社長が交代したのか
この本に詳しく書いてあります。
ヤフーの会長である孫氏の決断力に感心しますが、
こういう英断ができることこそ、伸びる企業なのでしょう。
それは社内会議での「平社員」の発言、
「ヤフーはもったいない」の一言から。
ヤフーというのは、ポータルサイトの断トツ企業。
月間アクセス数536億ページビュー(2013年4~6月)
2013年3月期の連結売上高3429億円!
営業利益がなんと1863億円!
実に売上の54%が利益という「超」高収益企業。
でも完全に「大企業病」にかかっていたのです。
それに気が付いた、孫会長は経営陣を一掃し、
若返らせました。
その後のまさに爆速経営!
「えっ!!そんなことまで?」本当に驚きます。
これを知っていないとネットでは
商売はできないのでしょう・・・。
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