永遠のゼロ
百田尚樹さんを取り上げたついでに
大ベストセラー「永遠の0」を読んでみました。
累計400万部という空前の大ヒットなんだそうですね。
テーマは「特攻隊」。
昨年鹿児島の知覧を訪れた影響でしょうか。こちら
前から気になっていた小説だったのですね。
「海賊と呼ばれた男」を読み終えた勢いで
つい買ってしまいました。
これもまた500ページを超える長編です。
でも読みだすとこれもまた非常に面白い。
結局一気に読み終えてしまいましたね。
「太平洋戦争ってなんだったのだろう。」
「軍国主義ってなんだったんだろう」
多くの方がそう思うでしょう。
正直「特攻隊」に対する認識を改めました。
当然でしょうが、特攻を賛美するものではないのでし、
その犠牲者といったら大変失礼かもしれませんが、
特攻隊員を賛美するものでもないのでしょう。
読み終えて、これもつい上映中の映画も見てしまいました。
これも素晴らしい映画です。
涙が止まらなくなりますよ。
これもネタバレなのであまり書きませんが、
小説のエピローグとはまった違います。
サザンのこの映画の宣伝で歌われているものと
一緒です。
涙みせぬように~♪
笑顔でサヨナラを~♪
また逢うと約束したね~♪
多くの特攻隊を扱った小説や映画は
最後に敵艦隊に突入するときに
「天皇陛下万歳!」と叫んだり、
「お母さん!」と叫んだり・・・。
「でも本当の特攻隊はどうだったのだろう・・・」
前から疑問に思っていたのですね。
その永年の疑問を教えてくれる映画でした。
岡田准一さん演じる主人公が、なぜ笑顔だったのかを・・・。
百田尚樹さん、ありがとうございました。
(さあ!館山フルマラソンまであと2日!)
« 海賊と呼ばれた男 その5 | トップページ | 館山若潮マラソン その1 »
コメント