消費税増税対策は考えていますか? その1
あと2か月ですね。
ご存知ですよね。消費税5%から8%にもなります。
「消費税が8%になったらどうなるのだろう?」
私はそう思って夜も眠られないくらい・・・。
我々税理士業界は、現在年末調整や確定申告で忙しいですね。
3月15日までこれに拘束されて、そのあとすぐに3月決算。
実はこの2か月間は繁忙期なのですね。
きとんと消費税増税に対してご説明をし、ご理解していただき、
さらにはその増税への対応策を考えていただく必要があると思うのです。
どうも昨今のマスコミ報道は「場当たり的で」このあたりを
ないがしろにしていると思うのですね。
世の中の雰囲気は、「都知事選」やそのあとの「ソチオリンピック」で
あっという間に4月に突入するのでしょう。
「4月増税」は現実に迫ってきているのです。
しばらくまじめに考えていきたいと思います。
ではまず基本の「キ」から。
平成26年4月1日から8%になるのでしたね。
そのあとの1年6ヶ月後の平成27年10月1日から10%です。
これは過去ない「強烈な増税」です。
10%はまだ正式決定ではないですが、これは既定路線ということで
対策しておく必要はあるのでしょうね。
多くの経営者が皆考えていることは
「8%や10%の消費税を乗せて販売しても
今まで通り売れるのだろうか?」
絶対コレですね。
ここで得意の昔話。
消費税が3%から5%に引きあがった頃のことを覚えていますか?
平成9年4月の頃です。
あの頃は、
「消費税を引き上げることに便乗して値上げすることは許さない」
そんな風潮でした。
でもそれが価格転嫁できない中小企業を「ボディブローのように」
苦しめたのですね。
多くの企業が消費税の納税で苦しめられることになったのです。
あの経験からでしょうか。
今回は「消費税の価格転嫁を積極的にしましょう!」
そういう政府の方針なのですね。
そんな大事なことから、ご説明していきましょう。
(ブログ中の図表はすべて弥生会計作成のものです)
.
« 館山若潮マラソン その3 | トップページ | 消費税増税対策は考えていますか? その2 »
コメント