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2013年12月13日 (金)

「奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり」その3

若干28歳の新米社員がその後たった6年間で実行したこと・・・。
これがすごいですね。

これだけ思い切ったことを任せてやらせた先代社長が
すごかったというべきなのでしょうか・・・。


・生産管理のIT化、社内ネットワークの構築、業務システムの刷新
・JANコードの導入、営業倉庫の委託
・人事制度改革
・営業手法の変革
・直営店の拡張

数え上げればきりがないですね。
そして何より偉大なことをやり遂げたのは、この本の副題ににも
なっている「ブランドの立ち上げ」なのですね。

これだけ多くのことをビジネス書を通じて、
一人ですべてやりとげたかのかというと
やはりそうではなさそうです。

優秀なコンサルタントとの提携というのもあったようです。

たった6年間で、売上は3倍に、店舗数も4倍になったのです。
もちろん、この書が発刊されたあとも順調に拡大してきたのですね。


どうですか?
やはりその秘密が知りたいですね。


ではブランドの作り方です。

Images_2


SWOT分析というマーケティングの基本理論があります。
「自社の分析」のいろはのい。
要するに、自分たちは何ができて、何ができないのかを考えることです。

意外にこういうことを真面目に考える経営者は
少ないのではないでしょうか。

ここでデザイナーとかアートディレクターと呼ばれる
専門家に入って検討することは有効らしいです。

ここでどうやら、「奈良」というこだわりを発見したらしいですね。
300年も奈良の地でやってきたのですから、
当たり前のことなのかもしれませんが、
そこにコンセプトを見出したのです・・・。

何が強みであるか、しかも何に機会を求めているか・・・。
考えに考えた末、見つけたものは、


「前例のない伝統工芸をベースにしたSPA事業」

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