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2013年11月14日 (木)

「ニーサ」ってなにさ? その4

「ニーサはギャンブルと同じです・・・」

またやってしまいましたね。
ついまた例のごとく「筆を滑らせて」しましました。
お叱りを受けることを覚悟で敢えて書きます・・・。

もっというと、「丁半博打」に例えると分かりやすいですね。
サイコロ振ってやる「丁か半か」というヤツです。
確率は2分の1。勝つか負けるかです。
ニーサも、ある意味「勝つか負けるか」なのですね。

お分りになりますか。
値上がりしたら「勝ち」。値下がりしたら「負け」

どういうことでしょうか。
こういうことを説明する税理士も少ないでしょうから
解説してみましょう。


ニーサは値上がりした場合の利益は確かに「非課税」でした。
でも値下がりした場合はどうなるのでしょうか?


例えば100万円で投資した株式が50万円になってしまった。
売却すれば50万円の損です。
通常なら譲渡損失は三年間の繰越ができましたね。

また、もし仮に「特定口座」で運用していて、他の銘柄で売却益がでたら、
この売却損と売却益は相殺できるのでしたね。
これを「損益通算」といいます。

でも、この「損失の繰越」も「損益通算」もニーサには認められません。
「ニーサ口座」では売却損は「ないもの」とされるのですね。
あと、もっとも悲劇なお話です。これは各証券会社のパンフレットに
小さく書いてあることです。

Nisa_2

その50万円に下がった株式が5年経ってしまった場合はどうなるか
ということです。
図のように5年の期間満了で、通常一般の口座に移し替えられてしまいます。
分かりにくいことはその際の価格は50万円という「時価」で
移し替えられてしまうのですね。

仮に6年後に80万円で売れたとしても差額の30万円に対して
なんと20%の6万円税金が発生してしまうのです。

そもそも100万円で買った株式ですよね。
それを80万円で売って「損をしていても」税金が取られるのですね。

「何だ何もしなければ良かった・・・」

ということなのですね。

証券会社でもらってきたパンフレットをあえてアップしましたが
そこまでのことを理解してる人がどれくらいいるのでしょうか。

ですから、分かりやすくあえて解説したまでです。
ただ図でいえば「上の例」はまずないのですね。
値上がりしたら、その期間中に普通売却してしまいますからね。


ニーサは証券投資を「5年の期限付きで博打をしたものと同じ」と
申したまでです。

5年間で「値上がりしたら勝ち」、
「値下がりしたら負け」なのですね。

ただ「絶対勝てる」ギャンブルはこの世にありません・・・。

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