« 「税務署は見ている」 飯田真弓著 その1 | トップページ | 「税務署は見ている」飯田真弓著 その3 »

2013年11月21日 (木)

「税務署は見ている」 飯田真弓著 その2

では元税務調査官の暴露話で一番面白かったのは、
税務調査官を「燃えさせる三つの言葉」

これは知っておいた方がよいですね。
これは税務署内の「特定機密」ではないでしょうか!?

①「そんな何年も前の話、覚えている訳ないだろ!」
②「全部顧問税理士に任せているんだ!」
③「勝手に調べてくれ!」

これは私の経験上でも何度も聞いた言葉なのですね。
「なるほど!」と妙に納得しました。

①「そんな何年も前の話・・・」これは調査官が、「確信犯」だと
決めつけてしまう禁句なのでしょうね。
調査官は、こういうことを言い放った社長の目線や態度を
つぶさに見ているはずなのですね。
その瞬間に、「ウソを言っている・・・」と・・・。

②「全部顧問税理士に・・・」これもよく聞きます。
「経理のことはさっぱり分からなくて・・・」
とか「会計事務所の担当者の〇○さんに全部お任せで・・・」
これも言ってはいけないのですね。
「実は知っているのです・・・」と言っているようなものです。

③「勝手に調べてくれ」これは最悪のようです。
「まずい所に眼をつけられた。バレナければいいが・・」
そう裏読みされてしまうのですね。

こう考えると、税務調査官は心理学のエキスパートなのですね・・・・。


ではもう一つ、税務署内の最高の「特定機密」のお話。
国税庁の「KSKシステム」の解説がありました。
これはまさに国民全体の「特定機密」なのでしょう。
どういうことかというと、「KSKシステム」とは、
「全国524もある税務署内の情報を一元的に管理されたネットワークシステム」
のことなのです。

当然私は知っていましたが、一般の方は「KSK」なんて知らないですよね。
日本全国のすべての申告書がこのシステムで把握されています。
しかも、申告書以外の個別の情報を税務調査官が
一つ一つ打ちこんでいくのです。
それが税務調査で活用されているのですね。
これは詳細に解説されていました。

すごいですね。国民全体が「税の取漏れ」ないように
キッチリ把握されているシステムなのです。

このKSKのセキュリティーは「超厳重」なのでしょうね。
そういえば税務調査官は調査でノートパソコンなんて
絶対持ってきません。
それどころか、書類さえ持ってこなくなりました。
こういう情報が国民に漏れたらとんでもないのでしょうね。

KSKに接続するノートパソコンを、万が一酔っぱらて、
電車の網棚に忘れでもしたら、
きっと「国税庁長官が責任とって辞任する」くらいなのでしょう・・・!?

« 「税務署は見ている」 飯田真弓著 その1 | トップページ | 「税務署は見ている」飯田真弓著 その3 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「税務署は見ている」 飯田真弓著 その2:

« 「税務署は見ている」 飯田真弓著 その1 | トップページ | 「税務署は見ている」飯田真弓著 その3 »

フォト
2022年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31